グラファイト製器材での取り扱いを推薦する溶媒の中でも重要なもののひとつが硫酸です。

GT社は、ほかのメーカーのカーボン素材とは違い非常に高熱・高濃度のグラファイト素材を開発しました。一般品のフェノール樹脂含侵グラファイトは、硫酸の濃度が70%を超えた場合、また温度が130℃を超えた場合に腐食が発生します。

それに対し、当社のGT FLONGT OXY FLON仕様のグラファイトは98%までの濃度の硫酸に対応しています。

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金属素材とは異なり、グラファイトにはフッ化物などの媒体による汚染の心配はありません。金属の耐腐食性に関する宣伝グラフは、多くの場合汚染による機能低下については言及していませんし、タンタルなどの合金でも50ppmほどの濃度のフッ化物や塩酸と接触すると腐食が発生します。それに対し、グラファイトは高濃度で汚染の可能性が高い媒体の取り扱いに最適といえます。

例えば、高温ガス用の硫酸スプレーを用いたガス洗浄塔には、最高500℃(還元雰囲気下では1500℃)までに対応できる当社開発のGT CARB+グラファイトを施したGT TOWERをご利用になることができます。

利用できる製品

GT DISC
GT BLOC
GT TUBE
GT CUBIC
GT PLATE
GT TOWER

利用できる素材

GT FLON
GT KELITE+
GT OXY FLON
GT CARB+

詳しくは こちらのPDFをご覧ください