リン酸もグラファイト器材との高い互換性を持っています。 GT社のグラファイト素材を用いると、幅広い濃度・温度の塩酸を取り扱うことが可能になります

特に、フェノール樹脂で含侵したGT KELITE+仕様のグラファイトはリン酸を扱う環境下でも安定したパフォーマンスを提供することができます。

最近は80%以上の高濃度のリン酸を400℃にも及ぶ高温の環境で取り扱わなければならない工程が増えてきましたが

私たちの成績は GT FLON と GT CARB + は、このような状況に完全に適合しています。

また、乱流が大きくなるように設計されたGT DISC(スパイラル式熱交換器)やGT PLATE(プレート式熱交換器)をご利用になれば、設置面積を抑えた取り付けも可能になります。

金属素材とは異なり、グラファイトにはフッ化物などの媒体による汚染の心配はありません。金属の耐腐食性に関する宣伝グラフは、多くの場合汚染による機能低下については言及していませんし、タンタルなどの合金でも50ppmほどの濃度のフッ化物や塩酸と接触すると腐食が発生します。それに対し、グラファイトは高濃度で汚染の可能性が高い媒体の取り扱いに最適といえます。

ガラスやその他の外来金属でも腐食を防げないような場合は、どうぞグラファイト製の器材をお頼りください。

お客様の目的に合わせて提供する当社の腐食試験に興味がある方、腐食試験の割引情報を覧になりたい方はt こちらのページをご覧ください。

特にリン酸塩系の肥 料の製造工程では、 ほかの金属では取り扱うことのできないフッ化物などの汚染物を用いるためグラファイト製器材の使用が主流となっています。

また、当社のGT TUBEGT BLOCといった熱交換器もC-HARDやGT TUBE-I(「GT社のトラブル防止設計」をご参照下さい)といった拡張機能で高い生産性と長い商品寿命を保証できます。

利用できる製品

GT DISC
GT BLOC
GT TUBE
GT CUBIC
GT PLATE
GT TOWER (リン酸精製を行う場合)

利用できる素材

GT FLON
GT KELITE+
GT CARB+

詳しくは こちらのPDFをご覧ください