ガス吸収・放散

排ガス処理や、酸性ガスの吸収・放散といった工程でもグラファイトが活躍します。 特に液化膜式のガス吸収装置によく使用されています。

流下液膜では流下する液体に沿って、または逆らってガスを導入することでガスを液体に浸透させます。このプロセスは、 グラファイト管の外部にある冷媒の温度を伝導することによって維持することが可能になります。特に、吸収される過程で熱を放出するガスの処理(HCl, HF, HBrなど)にあたってグラファイト管の冷却効果は有効になってきます。

放散を行う場合は、グラファイト管の外部の熱媒(蒸気、熱油など)によって流下液の温度を高くすることで、液に浸透したガスの相対圧力を利用して分離することができます。排気は、管の上下どちらをご希望でも対応可能です。

GT社は、先述のHCl、HF、HBr、Cl2などに加え、腐食性の高いガスに対する耐久性も備えた吸収塔をご提供できます。

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利用できる製品

GT BLOC
GT TUBE
GT TOWER

利用できる素材

GT FLON
GT KELITE+
GT CARB+